日本百名山のひとつ阿蘇山には、2015年9月にジュリアンと1回目のチャレンジしました。
熊本地震の7か月前になりますが、実は登ったのは阿蘇山が噴火する前日でした。
現在の阿蘇山は大噴火によってできた外輪山であることは有名ですが、阿蘇山の中岳の火山活動はずっと続いていて、
噴火警戒レベル1(火山であることに留意)が、2014年に活動が活発になったためレベル2(噴火口から半径1kmは立入禁止)に上がっていました。
仙酔峡に車を置いてジュリアンと登山の準備をしていると、案内人の女性が声をかけてきました。
『右ルートの中岳は噴火警戒レベル2のため登山禁止になってますよ。』
『承知してます。左ルートを使って高岳まで往復します。』
『犬と一緒ですか、道が急だけど登れると思いますよ。』
そんな会話を交わして出発しました。
仙酔峡駐車場。駐車場には避難壕があります。
登山する日が一日遅かったら、車は噴石でダメだったでしょうね。
高岳めざして登りはじめました。山の表面が溶岩で覆われているのが印象的です。
登山靴のグリップはよく効いて歩きやすかった。
登りの半分を過ぎたところで、急斜面の連続でまたしても私の腕がパンパンになってしまったので、これでおしまい。
ジュリアンの向こうに写る切り立った尾根がかっこいい。
崖っぷちに立つジュリアン。案外平気なようです。
ここでお昼を食べて、しばし黄金色の田んぼを眺めてから下山開始。
長くなったので次回に続きます。