雨が降る毎に涼しくなって、わが家は慌てて衣替えしました。
夏は色の薄いものを好んで着るし、汗を吸い込んでいるので、綿、ウール、ポリエステル素材のものは、クリーニング店のダブルクリーニングをおすすめします。
ダブルクリーニング（汗抜き加工）
ダブルクリーニングは、ドライと水洗いの両方で洗う方法で、
ドライクリーニングで油や皮脂汚れをおとして、
水(お湯)洗いで臭いや水溶性の汚れをおとしてくれます。
白いワイシャツやブラウスを家で水洗いして仕舞っても、次のシーズンでエリが黄ばんでいることがよくありますよね。
黄ばみは、繊維に着いた汚れが酸化して繊維が変色したものです。
ダブルクリーニングは油汚れと水溶性の汚れの両方を落とすので、繊維の黄ばみを抑えられますよ。
_____________________________________________________________________________________
でも、食べこぼし、ボールペンや墨汁が付いたものは、不溶性の汚れが入っているため、ダブルクリーニングでは落ちないのがほとんどです。
これらは時間が経てば経つほど、繊維にガッチリ付いてもとれなくなってしまうので、仕舞う前に特殊シミ抜きで落としておきましょう。
特殊シミ抜き
先日もシミ抜きの先生が、目の前でシミを消しながら教えてくれました。
何が（What）、いつ（When）付いたか、その後にどんな処理（How）をしたか。（お客様が知っている情報）
さらに、服の素材、風合い、洗濯表示はどうか。（品物の情報）
これらをもとに、病院でお薬を処方するように、適切な薬品を使って処理すると綺麗に消せるそうです。
Whenは、できるだけ早いほうがシミを消しやすく、
Howは、できるだけ何もしないほうが良いそうです。
_____________________________________________________________________________________
クリーニング店に持っていけば、受付時の検品で小さなシミも見つけてくれるので、
気になる部分は特殊シミ抜きをして、ダブルクリーニングで黄ばみを抑えて、
来シーズンも綺麗なまま着られるようにしておくことをおすすめします♪
もし着なかったとしても、中古販売するときに安心して出品できますよ♬
